9月22日に「相模クラーク学園」にて、相模福祉村で働く特定技能外国人・技能実習生の方を対象とした「組織人基本スタンス研修」を実施しました。
今回の参加者は全10名。国籍の内訳は中国から6名、ベトナムから4名。勤務先は「たんぽぽの家」及び「縁JOY」です。
会場の「相模クラーク学園」では入口に素敵なサプライズが。。。今回「参加者全員の名前」の書かれた札と。「ようこそ」と大きく書かれた壁飾りでのお出迎えに参加者一様に笑顔となり、緊張も解れた様子です。
この研修の開催目的は、ともすれば疎外感を感じてしまう立場である彼女/彼等たちに、しっかりと現職に対しての意識・動機付けを行ってもらいたいと言う思いと、この研修も有料で外部の専門会社に依頼してカリキュラムを組んでもらっているという点に思いを巡らせれば法人が、如何に彼女たちを大切に思い期待しているのかという事を感じとり、その期待に応えようと思ってもらいたいという理事長の長期的な考え方によって実施されたものでした。
この思いや考え方は、国籍や文化そして言葉の壁を越えて心に響くものだったと思います。社会福祉法人とは何かという基本的な事柄を再確認し、地域貢献は?ボランティア精神とは?等の考え方、そして日本独自の考え方への理解を深めて「日本人以上に、日本人らしいサービスを提供するには」といった事を丸一日かけて学びました。
受講後の感想もバラエティに富んだものでしたが殆どのメンバーが共通して言っていたのが、「相模福祉村のファンを作りたい」という事であり、一方、ユニークな視点としとして「一人一人が商品であり、私たちは立派な新商品にならなければ」というモノもありました。
「あなたに日本のファンはいますか?」という質問には、皆が声を揃えて「赤間理事長です!」と、答えていました。
たった一日だったのかも知れません。ただこの経験が今後の相模福祉村へ普通では考えられない副作用をもたらし、何かを変えてくれるという期待を背負っているという自覚をもって今後の活動をしてくれる事を願っています。