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福祉村だより

新しい年、若い世代から感じる、より良き未来の兆し

新年あけましておめでとうございます。
唐突ですが、新しき年の初め、皆さんはどのような〝未来〟をご想像されておりますか。
最近になって私は、主として若い世代から、より良き日本の「力」の兆しを感じるようになりました。

米大リーグでスポーツ史上最高の総額7億ドル(約1015億円)の契約を締結した大谷翔平選手や、史上最年少で将棋界初の全八冠制覇を成し遂げた藤井聡太氏の活躍は目を見張るものでしょう。共に良き師に恵まれ、幼い頃より自ら抱く目標にひたむきに精進し努力を重ねてきた結果でありましょうが、勝者としてのおごりなど微塵もなく、人々に愛される礼節と素直さを併せ持っているところは感服であります。
ロシア・ウクライナ戦争や地球規模で発生する自然災害などの深刻なニュースで閉塞状態にある私共に明るさと感動を与えてくれました。
個人一人ひとりの努力の積み重ねはあくまでも個人的なものでありますが、その一人ひとりの努力が万人の歓びとなり、社会変革の力ともなったのです。人間一人の存在は小さいものでしょうが、自らの勤めに意義と誇りと使命感をもって自己を完成させることが信頼と豊かさに満ちた社会をつくってゆくのでしょう。

「活躍」ということであれば、相模福祉村の先輩職員たちも努力は怠っていないのでしょうが、最近の福祉村の若い世代も〝利用者に寄り添う意識〟が高く、恥ずかしながら私自身、現場をリスペクトしております。
そう、今も私の目の前を笑顔で通りすぎる若い仲間の姿があります。

これからの相模福祉村の未来はどう託されるのであろうか。
表向きは好業績であったとしても、数字は所詮現在、もしくは過去のものなのでしょう。そこだけを見ていても相模福祉村の未来は予測し得ません。

その意味でも現場の人たちの目がキラキラ輝けるよう、5年後、10年後、現場が元気な会社であり続けられるよう、要は職員が主体的に動いてもらえるよう私自身は努力していきたいと考えます。
地域の皆様におかれましても、今年も相模福祉村の活動にご期待ください。

令和6年1月 元旦
社会福祉法人相模福祉村
理事長 赤間源太郎

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