今日5月30日は「ゴミゼロの日」ということで、相模福祉村・地域貢献活動の一つの柱とも位置付けております「朝の清掃活動」についてお話しさせていただきます。
この活動は現在の理事長が二代目として就任した30年前。「今すぐ、自分が出来ることは何か?」と考えぬき辿り着いた「凡事徹底」という言葉に基づいています。
この言葉は理事長がバイブルと公言しているイエローハットの創業者・鍵山 秀三郎氏の著書「凡事徹底」にも記されている言葉です。「秘策も奇策もない。例えば掃除1つにも心を込め、人に喜ばれることを徹底する。偉大な実りはそれに尽きる」との教えに共感すると同時に、自分がしてきた事に間違いはなかったと思わせてくれた言葉でもあります。
お陰様で今ではすっかり施設周辺地域における朝の当たり前の風景となり、ご近所の方々からも普通にお声がけをいただけるまでになりました。
「ゴミ拾い」といえば、MLBでは大谷翔平選手の何気ない行動や、ワールドカップで日本代表のロッカールームは試合前より綺麗だ!など世界で日本人は称賛されるケースが多いように思います。「拾う」人は「捨てる」こともなく、世界的な日本に対する印象からすれば、ゴミ一つない国と思われても過言ではないのでは?とも思います。ならば朝のゴミ拾い活動は「無くなるべきコト」であるはずですが。。。なかなか終われそうもありません。この原因は何なのか?といったことなども考えながら日々コツコツと活動を行っています。
地域や、そこに住まう人たちのために少しでもお役にたてるコトは何か?と常に考え、先ずは行動を起こすことが大事なことだと思います。そしてその姿勢が、日々当たり前の風景となることで「何かを感じて」もらい、その行動が何時か誰かに模倣され拡がっていく。必ず想いは伝わるのだと信じ続けて行動する。これこそが私たち社会福祉法人が目指す街や暮らしを良くする活動の一環であると思っております。
当日はポスターを全施設に張り出し、各施設の近辺(相模原市中央区田名、中央区大野台、中央区清新、南区下溝、南区相模台などの施設近辺のエリア)にて職員やご利用者の方々、総勢約140名にて一斉にゴミ拾い活動を実施しました。(保育園の年長さんたちは活動プログラムの一環として対応してくれました)
※ 主な施設ごとの当活動についてのBLOGはこちら → 「縁JOY」 「虹の家」 「柴胡苑」
※ タウンニュースにも取材記事が掲載されました(6月16日号)詳細は「こちら」