今週は秋本番へ近づいた過ごしやすい気候で、KIDS⁺保育園のお友だちも戸外へ散歩に出掛けて秋の自然物に触れ、ドングリを拾って帰ってきたみんなの笑顔に満足感が見られました。今日は台風の影響であいにくの雨天でしたが、施設の廊下を使わせてもらい、『お祭りごっこ』遊びをしました。これは保育者からの発案で、コロナ禍でお祭りや、花火大会などがここ１～2年中止が相次いでいる中で、KIDS⁺保育園へ通うほとんどの０～２歳児がお祭りを経験した事がない子が多く、少しでもお祭りの雰囲気を“経験させてあげたい”。そのような思いから今日のお祭りごっこが始まりました。みんな雰囲気を感じてとても嬉しそうにする姿が見られました。

☆『お祭りごっこ』遊び☆０～2歳児

みんなで子ども用の法被（はっぴ）を着て、お祭りの音楽が流れると廊下がお祭り会場に変わり、懐かしい雰囲気に☆「お祭りならやっぱりお金を持ってお店を回るの方がより雰囲気を感じるよね」と保育者が手作りのお金を用意しているクラスもありました。

〇みんなで盆踊り〇

先月から保育室やテラスで「ドラえもん音頭」を流して、保育者や踊りたいお友だちが遊んできたのですが、今日はお店を回り始める前にみんなで踊ってみると、体を揺らしたり、まだ歩行ができないお友だちもベビーカーから手をパチパチ叩いて喜んだり、盆踊りもお祭りの醍醐味の一つですがみんな楽しんでいました。

〇模擬店まわり〇

今回の模擬店は０～２歳児のお友だちでも楽しめる「ヨーヨーつかみ」・「おめんや」「きんぎょつり」の３つのお店が用意されました。「ヨーヨーつかみ」と「おめんや」では、可愛いどうぶつのヨーヨーやお面を用意しましたが、みんな自分の好きな物を選んで手に取っていました。法被姿に可愛いお面も加わり、お祭り雰囲気が増しました。「きんぎょつり」では、１～２歳児は普段、つりゲームで使っている竿を使って、先端の磁石で金魚が釣れるのを楽しんでいました。０歳児のお友だちは釣るのはまだ難しいので、昔、駄菓子屋にあった紐を引っ張ると飴が付いている要領を利用して、椅子の穴の部分からスズランテープをたらして引っ張ると金魚が釣れる仕組みで発達に合わせて楽しんでいた姿も印象的でした。

今後も行事ほど固く考えるのではなく、気軽に普段の活動・遊びの延長で子どもたちに「こんな経験をさせてあげたい」と言うことをみんなで楽しんでいきたいと思います。　記　鈴木　隆広