普段食べているじゃがいもは、土の中で育つ「塊茎(かいけい)」という部分。でも実は、じゃがいもも「ナス科」の植物なので、トマトやナスと同じように花が咲き、実がなることがあるんです。
花の色は品種ごとに多様で、白、紫、赤、ピンクなどがあり、土壌条件にも影響しますが、個性豊か。星形のかわいい花が咲くので、見れたらラッキーな気分になります。
花が受粉すると、小さな緑色のトマトのような実ができます。見た目はまさに未熟なミニトマトそのもの。ただし、この実には毒性の強い成分が含まれているため、食べることはできません。
とはいえ、実がなること自体が珍しい品種もあり、よく栽培される男爵などは受粉能力が低く、花が咲いてもそのまま落ちてしまうことが多いそうです。「塊茎で増える」という便利な方法を手に入れたことで、種で繁殖する必要がなくなったためとも言われています。
つまり、じゃがいもの実は“植物としての名残”のようなもの。
普段はあまり見かけませんが、畑で見つけたらちょっとした発見になりますね。