特別養護老人ホーム 縁JOYのブログ

技能実習生、勉強中。

神奈川県では「外国人介護人材受入施設環境整備事業費」として外国人や技能実習生の雇用・受け入れをしている介護施設に対し、外国人介護人材が定着できるよう、コミュニケーション支援、学習支援にかかる費用の助成があります。

縁JOYでは今年度、ベトナムからの技能実習生の学習支援のために、その助成金を申請、活用しようとしています。

技能実習生たちは、いつもニコニコ笑顔で利用者様と接しており、頑張ってパソコンでケース記録入力もしています。

技能実習生の皆さんに話を聞くと「仕事は楽しい。想像してたより楽だった」「将来は日本に永住したい。介護福祉士の資格を取りたい」なんて言葉が聞かれます。

でも、やっぱり「日本語はむずかしい!」と。

技能実習生が受けなけばいけない日本語の試験には「文字・語彙・文法」「読解」「聴解」があり、試験では「読解」「聴解」がむずかしいようです。そこで、みんなの希望も聞きながら、テキストや単語帳、興味のある本などを購入しました。

興味のある本は、「Facebookで紹介されていたから」と、日本神話の本を選んだり、

好きな料理の本を選んだり。日本料理に興味があるようです。

ちなみに。みんなに日本食について聞くと「お寿司」「天ぷら」「牛丼」などがおいしい!と。

お寿司で一番好きなネタは「蒸しエビ」で、嫌いなのは全員一致で「卵」と。

理由を聞くと「あまい味付けの卵」というのがありえない、と。

それから、将来の介護福祉士受験に向けて、介護福祉士のテキストと問題集を用意しました。

介護福祉士の試験は、合格率は7割ほどで日本人でも落ちる人がいます。

ベトナム人の技能実習生にとっては、言葉の問題もあり、日本人よりももっと難しく感じると思います。

実際に介護福祉士受験を考えるまではまだまだ時間がありますが、介護のこともどんどん勉強していってもらいたいと思います。

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