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地域貢献・社会貢献

3.11に思うこと。願うこと。

2011年3月11日の東日本大震災から今日で11年となります。改めて犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
また当初47万人とされていた避難者の人数も、2021年10月現在でも3万9515人と減少はしていますが、未だ0にはなっていません。この点だけを見ても未だに復興は達成できていないと考えるべきでしょう。更には2020年からはコロナ禍も加わり世の先行きは混沌としている現状です。

そのような中、私たち相模福祉村は法人理念であります=相模福祉村を「わが街の文化」に!。この実現のために私たちの本分である活動を通じて日々活動を行っております。
その指針の一つとなるのが、社会福祉法の第24条(経営の原則等)に記されている以下の点になります。

第1項)社会福祉法人は、社会福祉事業の主たる担い手としてふさわしい事業を確実、効果的かつ適正に行うため、自主的にその経営基盤の強化を図るとともに、その提供する福祉サービスの質の向上及び事業経営の透明性の確保を図らなければならない

第2項)社会福祉法人は、社会福祉事業及び第二十六条第一項に規定する公益事業を行うに当たっては、日常生活又は社会生活上の支援を必要とする者に対して、無料又は低額な料金で、福祉サービスを積極的に提供するよう努めなければならない

11年目の3.11を迎え私たちが考えている事は、社会福祉法人として、その「使命を果たす」事に力点をおき、地域の皆様の安心・安全に貢献できる組織となるように活動を続けること。
その為にも「災害対策の徹底とBCP(事業継続計画)の策定」「災害時における福祉避難所としての役割」「災害派遣福祉チーム(DWAT)の設置および支援職員の派遣」これらの体制の構築と確立を急いでいます。
災害は起こらない事が最善ではありますが、日本に暮らす私たちは避ける事が出来ないと考えるべきです。私たちは災害が発生した時にも如何に地域に貢献するのか?この命題を日々追及しています。これからも相模福祉村を「わが街の文化」に出来るよう走り続けます。

2022年3月11日 社会福祉法人 相模福祉村 理事長 赤間源太郎

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