先日、タウンニュースさんからの取材も受けました朝の交通誘導。今では相模福祉村の地域貢献活動の象徴的な活動となっています。

そもそも、これは現在の理事長が二代目として就任した30年前。「今すぐ、自分が出来ることは何か？」と考え「近所の人たちに元気に挨拶して喜んでもらえる事から始めよう！」との思いから始まった早朝の清掃に端を発した活動です。
その後、相模福祉村の各施設に地域貢献活動が波及する中、数年前からたんぽぽの家の職員が自主的に四ツ谷交差点で児童の登校を見守るようになり、１年ほど前からは、地域清掃を終えた理事長もそのまま横断歩道に立ち、あいさつと旗振りを励行しています。

地域の安全・安心のために日々の営みに定着しなければならない。別な視点からみるならば「その場所に、当たり前のように居る」ことが大切なことだと思っています。
始めたころはある種、奇異の眼でみられた感じもありましたが、徐々に声をかけていただけるようになり、通学の生徒さん達とは友達のような関係を毎年築いています。更には近隣住民の方々から差し入れをいただくことも。

また出で立ちも工夫して出来るだけ目立つようにと2年ほど前からオレンジ色をメインとしたコーディネートにしています。これは目立つ＝一種の抑止力となるようで、我々が誘導している横断歩道はコンビニの前に位置しているのですが、当初はコンビニの駐車場をショートカットのように利用する車が結構な数があって、歩道をいく小学生には危ないケースも頻発していました。ただ私たちのオレンジ色を着たスタッフが立っていると、その数も減っているような実感があります。

田名小学校の生徒さんだけでなく近隣の全ての人たちの安全を願い今朝も立ち続けます。
「今日も気を付けて行ってらっしゃい！」

タウンニュース2022年4月28日配信の記事は「こちら」から