先に「感染症、制度・法令関係研修」を行いました。これは相模福祉村の全施設から推薦を受けた職員を対象とした研修です。
この目的は「新型コロナウイルス感染第7波に向け、各施設それぞれのクラスター経験・事例をもとに検討し、課題の発見、解決策の策定、更には今後のマニュアル改定に繋げる」というもので、各施設の事例発表を貴重な教材として講義を進めました。
最近は3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークや、マスク着用義務の緩和も打ち出されるなど、気分的には徐々に安堵感・解放感も出てきました。
一方、未だに油断の出来ない状況である事を忘れてはなりません。コロナ禍は今まで誰もが経験したことがないパンデミックであり、試行錯誤の連続でありました。私たちのような社会福祉法人ではご利用者の方々の事を考えますと、常に万全の体制を整えていかねばなりません。
その為に今までの経験を共有し、原因究明を行う場を設け、その結果をマニュアルに落とし込むことで、同じ原因では二度と感染者を出さないように対策を打ち出せる体制作りを心がけています。
油断大敵。少しの気の緩みが重なると、アッという間にコロナウイルス感染第7波を迎える事になるでしょう。斯様な事態を招かぬように、相模福祉村では全職員が社会福祉法人として役割を自覚し、これからもずっと安心してご利用いただける福祉施設となるために知識の共有とアップデートに努めて参ります。