5月30日は「ゴミゼロの日」。相模福祉村では50周年に向けたリスタート元年とも位置付けられている今年も、お陰様で恒例となりました「ゴミ拾い活動」を、スタッフ総出で施設近隣エリア(相模原市中央区田名、中央区大野台、中央区清新、南区下溝、南区相模台など)にて実施しました。
この活動のキーワードは「凡事徹底」。この言葉は理事長がバイブルと公言しているイエローハット創業者・鍵山 秀三郎氏の著書「凡事徹底」に「秘策も奇策もない。例えば掃除1つにも心を込め、人に喜ばれることを徹底する。偉大な実りはそれに尽きる」と記されている言葉です。
当日の活動報告ですが先ず理事長からの嬉しいこぼれ話を…ここ最近、地域清掃活動を始めた若い方がいらしゃいまして、「どなただろう?」と気になっていました。そこでゴミゼロの日に理事長からお声かけをして、活動を始めたきっかけを聞くことができました。それは…ここ最近、田名の(ブンブンというパン屋さんの)近くに塗装屋さん「UNCHAIN(アンチェイン)」を開業された店長さん・津川様と言う方でした。津川様曰く…まず「この地域で何ができるか?」それは「地域のお役立ちになることから、また地域を知ることから始めよう!」と考えられて、地域清掃活動を始めたそうです。
理事長は「若い店長なのに随分りっぱだな…!」と感銘を受け名刺交換まで行いまして今後の協働を誓ったのでした(なんだか若い時の理事長に似ていますよね!)。
このような輪の拡がりも嬉しい限りです…
そして各署から共通して上がってきた嬉しいエピソードとして、それぞれの地元の皆様から共通して「お疲れ様」「いつもありがとう」とお声がけを頂いたことがあります。
そしてこの活動に参加してくれたご利用者の皆さんが口々に「きれいになってよかったね」と述べて、喜びと達成感を感じてくれた事によって職員達も心が洗われた気分になれた事など、実りの多い一日となりました。これも地域の皆様との日頃のお付き合いを通じて培われた「絆」のお陰と、改めまして感謝の心を伝えたいと思います。本当にありがとうございます!
今年の当法人は次なる10年=50周年に向けてリスタートする年という位置付けなります。ご参加いただいた皆様、ご協力ありがとうございました!今日起こした小さな行動を是非とも習慣化していただけたら…そして、少しづつでも相模原のゴミが少なくなり、その結果として、相模原が、いつの日か「ゴミゼロの街」となる事を願っています。
(各施設毎の活動報告はこちら)
柴胡苑 / 虹の家 / マシュマロ保育園
相模福祉村「朝の清掃活動」について
地域貢献活動の柱とも位置付けている活動です。地域や、そこに住まう人たちのために少しでもお役にたてるコトは何か?と自問自答し、先ずは行動を起こすことが第一と考えた理事長が、先代から当法人を引き継いだ時から始めた活動で、すでに30有余年。毎朝欠かすことなく続けています。その姿勢が、日々当たり前の風景となることで「何かを感じて」もらい、その行動が何時か誰かに模倣され拡がっていく。必ず想いは伝わるのだと信じ続けて行動する。
これこそが私たち社会福祉法人が目指す街や暮らしを良くする活動の根幹にあるものなのだと信じております。