相模福祉村では今年度、介護福祉士の取得支援に力を入れています。
昨年はコロナ禍で、実務者研修があまり行われないこともあったのですが、今はパソコンなどを使ったオンラインでの実務者研修が開催されるようになりました。
今年度、相模福祉村では法人全体で20名ほどの職員が実務者研修を受講し、介護福祉士取得を目指しています。
昨日、縁JOYを会場として、実務者研修の課程のひとつである「医療的ケア研修」が行われました。
机の上に置いてある人形、お腹と鼻と首にチューブがついています。
この人形を使い、喀痰吸引や経管栄養の練習を行います。
この研修を受け、実務者研修が終了した後、今度は看護師付き添いのもと、実際のご利用者様で吸引や胃ろう滴下の練習を行い、吸引等の資格を取ることができます。
机の脇に置いてあるのが、吸引器です。縁JOYではこのようにワゴンに一式をセットした状態でおいてあり、必要時にはすぐ利用者様のところに運べるようになっています。
縁JOYの介護職員のうち6割以上が喀痰吸引等の資格を持っており、夜間帯も介護職員による吸引が実施できる体制をとっています。
縁JOYでは、胃ろうの方、喀痰吸引の必要がある方も受け入れを行っております。
病院で寝たきりではなく、なるべくお家に近い場所で生活してほしい、というご家族様のニーズに応えられるよう、また、夜間帯でもなるべく安心安全に過ごせるよう、これからも努力していきたいと思います。