職員インタビュー
子育てと仕事を
両立しながら、自分自身の
キャリアも育てたい
Profile
- A.F
- 2016年4月
- 児童発達支援センター青い鳥 作業療法士
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01 この仕事を選んだ理由は?
前職は作業療法士として重度心身障がい者施設で働いていました。退職後は主婦になりましたが、現場を離れたことで「やっぱりこの仕事好き」と改めて実感。子どもの療育が私にとって1番やりたいことだと気づき、この職場を選びました。私たち作業療法士は、言葉ではなく「作業補助」の部分でお子さんに関わる職種。一人ひとりが自然と成長できるよう補助することは難しくもあり、同時にやりがいでもあります。主には体や手先の動きを専門的に見ますが、基本的に保育士と同じように療育に参加。体の動きが不自由だったり、装具を着用しているお子さんに対しては、保育士に安全な関わり方を伝えることも私たちの役目です。また、座る姿勢が整いにくいお子さんには姿勢補助的なものを作ってあげたり、保護者からの相談への対応の他にも、保育所等へ訪問して他の専門職の先生(心理・言語聴覚士)と一緒に保護者向けの講座を開くなど、さまざまな活動を行います。
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02 仕事や職場の魅力はどんなところ?
お子さんが青い鳥に通うことで成長したことを保育士や保護者の方と喜び合う時に、この仕事をしていてよかったと感じます。例えば、言葉が出ないなどコミュニケーション方法が限られるお子さんとうまく交流できたり、楽しい感情を共有できたときは特に嬉しい気持ちになりますね。この仕事は、失敗を繰り返しながら成功に近づけていく作業を繰り返すことが大切。うまくいかないことがあったとしても、その理由をスタッフ間で共有して、改めて向き合うことで徐々にお子さんの特性や好きなことを知り、関係を深めることができるようになってきています。青い鳥はさまざまな分野のプロがいますが、みんなが同じ方向を向いて働く風土があります。さまざまな職種のスタッフから色々な考え方を聞けることも良い刺激になります。また、相模福祉村はほかにもたくさんの福祉施設があるため、他施設と交流する機会を通してさまざまな福祉を知るきっかけを得られることも魅力の1つ。法人としても大きいので、施設を超えた横のつながりがありがたいです。
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03 目指す働き方や
キャリアステップは?まだ手探りの挑戦を繰り返していますが、日々の積み重ねを大切に専門職が出来ることを見つける作業を続けていきたいです。そのためにも年齢や経験、職種に関係なく一緒に働く人たちと信頼しあえる関係づくりに努めます。療育や保育については今も勉強中。また、お子さんだけでなく、保護者の方のサポートも大切にしていきたいです。私は現在子育て中なので、子供の体調によって急な休みを取ることも。そうした事情を受け止めてくれる今の職場に感謝しています。子育てしながら働くことは大変ですが、相模福祉村は事業内保育が利用できたりと、協力的な環境です。こうした環境を生かして、今後もキャリアアップしたいです。認定作業療法士を目指したり、県士会の学会や発達関係の勉強会に参加して知識やスキルを高めることもできるでしょう。地域の勉強会に参加することで他施設の専門職や保育士、教員の方と知り合う機会もあり、よい刺激をもらえるはずです。
一日のスケジュール
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01
9:30に出勤。日誌を確認し、配属クラスのメンバーと朝の打ち合わせをして、お子さんを迎え入れる準備。
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02
療育では、お子さんと触れ合いながら作業療法士の目線で体の動きを確認。一人ひとりの状態を把握します。
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03
昼食後、13:15から午後の集会へ。その後は午後の活動を行い、14:00には子どもたちの帰り支度。
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04
子どもたちが帰った後に、その日の出来事を中心に記録をつけます。私は時短勤務なので、16:00に退勤。
募集要項とエントリー
ENTRY
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